AwajiPlatz 30Th

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11月, 2014 | 淡路プラッツプラッツからのメッセージ

やまびこ農場合宿終了!

おそらく20年前から行かせていただいているのではなかろーか。三重県のやまびこ農場。

有機・無農薬のお米やお野菜を作っているところです☆牛もいます。

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到着日の夜は極寒のBBQ。何があってもBBQだけははずせないプラッツ……。

 

やまびこ米を薪とお釜で炊く。これがまた最高に美味しいのだ~。薪割りは案外たのしいヨ。

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ちなみにお風呂も薪で。温まり方が違います。

今年は久しぶりに鶏シメもさせてもらった。シメ風景はショッキングなので普通の自炊風景を。

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また来年もお世話になります!!!

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登り窯と火

11/11、〝ハーベストの丘〟(堺市)の陶芸工房に3人で行きました。

この日は「登り窯」の火入れ。

9月に里山陶芸工房の体験メニューで湯呑み、ぐい呑み、焼酎呑み(なんか偏ってる?)をプラッツメンバーとスタッフの5人で作っていて、それがこの登り窯で焼かれているんです。

登り窯

このような窯はめったにないので、非常に貴重な体験。私たちが見学したのは2時間だけでしたが、工房の方のお話や〝火〟を見て過ごす時間、とても味わい深く感動でした……。火と土の存在感に圧倒され……。

薪の灰が釉薬になって、作品の色も肌触りも(工房の方はそれを“景色”っておっしゃられてました、なんかいい言葉やな)、出てくるまでわからないおもしろさ。

完成作品、またお見せしますね!

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会話

藤村 泰王

以前、ネットを見ている時に目に留まった本がある。その本は購入しようか悩んで結論を出す前にすっかり忘れていたのだが、たまたま本屋に寄ったときに見つけ、思わず買ってしまった。その本の題名は「お父さんがキモい理由を説明するね」(リンダブックスより出版)で著者の中山順治さんとその娘(中学生)がサシでマジトークした内容をまとめた本だ。

僕には2人の娘がいる。まだ幼稚園に行き始めたばかりだが、いずれ思春期に入り、キモいといわれる前に心の準備をしておこうと思って読み始め、まだ序盤と最後のまとめの部分しか読んでないがなかなか面白そうだ。著者は家族からも気持ち悪がられるほど娘を溺愛し、その溺愛ぶりを冷静に批判する娘が色々なテーマ(恋愛・死・生きる意味など)でマジトークしている。それを週1回、3ヶ月間続けたそうだ。

だからといって、将来、自分の娘とマジトークが出来るとは思わないし(出来るならやってみたいという気持ちもあるが…笑)、このエッセイを読んでいる皆さんに親子のマジトークを勧めているわけではない。しかし、若者本人の状況によってはチャンスがあればマジトークするのも若者にとって有意義なものだと思う。

 

 

プラッツでのテーマトーク

プラッツに来ている若者たちもこの娘さんと同じように自分の将来や現状、その他様々なことについてもしっかりと考えている。でもそれらを話す場所がないことや恥ずかしさ、自信のなさからくる「自分が話すことなんか聞いてもらえない」という気持ちなどもあり、多くを語らず、自分の胸の内に押さえ込んでいるように感じる。その証拠に面談の中や居場所の中で若者たちは、自分の考えや意見を話してくれるようになる。もちろん最初から自分の意見などを話してくれるわけではない。

プラッツでは普段何気ない会話の最中や毎週行われるナイトプラッツ(メンバーと一緒にお酒を飲みながらわいわい過ごす)で突然テーマト-クが始まることがある。そして、始まる確立はかなりの高確率!その場にいるメンバーやスタッフ関係なく1つのテーマについて全員に話が振られる。誰かが話し終わると質問したり、途中で突っ込みを入れたりするが最後まで聞き、自分はこう思うなんて意見が出たりすることもある。否定されることなくちゃんと聞いてくれる人がいることで話が出来るのだろうと思う。

 

親子だけでなく

書籍の中で著者は、子どもと話すポイントに自分と子どもの話す量を半々にすること、親の立場を捨てることを意識したほうがいいと書いている。親目線で話すとどうしても「こうしたほうが良い」「それは間違っている」「社会にでたら…」ということを言いたくなり、説教くさくなってしまう。なるべく子どもの意見に耳を傾け、「なぜそう思うのか」を聞くことで子どもの本心を聞き出せたそうだ。

書籍の中のマジトークは著者とその娘さんだから出来た話なのでどの家族にも当てはまる方法ではないが、親子として話すのではなく、1人の人間同士として話すことはどの家族にでも使えるだろうと思う。そして、1人の人間として話すことは親子だけでなく、友人、同僚、上司、部下など全ての立場の人との間に有効だと思う。

 

今回は僕のエッセイでありながら「お父さんがキモい理由を説明するね」の著者中山順治さんの言葉を引用させてもらうことが多かった。次回のエッセイの時には自分の言葉で書きたいと思う。

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