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8月, 2017 | 淡路プラッツプラッツからのメッセージ

「一期一会のメキシコ」

安原 彩子

8月に入り、セミがミンミン。蒸し暑い~!ザ・日本の夏!夏はイヤと言うメンバーが多い中、ビールがさらにおいしい夏が私は好きです。最近は、偶然知り合ったメキシコ料理屋さんのビールジョッキの中にテキーラショットを沈めて飲むサブマリンという飲み物にハマっています。オススメです。

 

ハカランダが見ごろの春先、約4年ぶりにメキシコへ行ってきました。伊丹空港を出てからメキシコまで約20時間。今年就航した全日空の直行便で行っても、やはりそれくらい時間がかかります。でも、そんなに遠くても行きたいメキシコ!4年前と比べてずいぶん変化していました。新しいショッピングモールに新しいレストラン。たくさんの人でにぎわっていました。また、最近街でよく見かけるようになったのは、同性愛者カップル。メキシコは去年、ペニャニエト大統領が同性婚を合法化するための憲法改正案に署名しました。メキシコはマチズモ(男性優位主義)の国でありカトリックの国でもあり、同性愛者に差別的で同性婚に否定的な考えが根強いですが、変わろうとしています。

久しぶりにアステカ文明の遺跡、テオティワカンピラミッドに登ったり、プロレスを観に行ったり、フリーダ・カーロ美術館に行ったり、メキシコの家族や友達に会いに行ったり。あっという間のメキシコ里帰りでした。

 

スキスキ詐欺になるかもしれませんが、ほんとうはメキシコはそんなにスキではありませんでした。学校ではスペイン語圏の歴史を学ぶ中ででてくるスペインに征服された国の中の1つ。特に行きたかった訳でもなく、スペインはもう行ったので行ってない方にしようと選びました。行ってみて、今までの自分の価値観、興味は180度変化しました。メキシコの文化、食事、人、自然、等など。知れば知るほどスキになっていました。

自分では、いつもの場所でいつも通りの生活をして、毎日ただただ時間が過ぎていくだけで何もしていない気になります。それを安全だと思うかもしれないし、このままずっと何も変わらない。自分はいつまでたっても同じまま…。と諦めてしまうかもしれません。でも、同じ時間はひとつもなく、確実に日々変化しています。自分も周りも。

いろんなことにおいて変化が激しいメキシコでの生活は、私に一期一会を大切にすることを教えてくれたと思います。昨日見たものを次の日に買おうと思って行ってもない!「また今度。」と言ってもまた今度は二度と来ない!そんな積み重ねからですが(笑)必ず変化するからこそ、今を大切に。

そんな一期一会のメキシコへまたメンバーが行ってくれれば嬉しいです。

カテゴリー: スタッフエッセイ

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