未分類 | 淡路プラッツ - パート 3プラッツからのメッセージ
年1回の居場所BBQ~手作りハンバーガーは伝説になった。
こんにちは!BBQをBurning Beef Qicklyの略だと思っていたスタッフ、宮武です。
淡路プラッツの居場所には「年に1回はBBQをしないと、締まらない」という伝説があります。
代表石田のBBQ好き、スタッフ藤村の火番好き、若手スタッフ泉の火起こし好き、など秋になるとBBQ魂が燃えるのでしょう。
この気合の入ったポスターからも、うかがえます。
←右上の缶に、居場所愛を感じます(スタッフ泉;作)
←今年の会場はこちら。JR吹田駅から徒歩3分のDORONBAさんです。
建物に囲まれているので、煙は大丈夫なのかっ!と思いきや、周囲の建物の窓はすべてはめ込み。
よくできたロケーションだなあと感心しました。
手作り感が満載の小さなお庭で、いろいろアウトドアな備品がそろっていてちょっとワクワクします。
←窯、ステキ!見てるだけで楽しいですね!大きめスキレットや、しっかりめのフライ返しも便利そう……。
到着したら、すでに火をおこしてくれており感謝です。
さっそく買い出し班とセッティング班に分かれて作業開始。
セッティングも楽しいんですよね、椅子の配置とかヒュッゲな雰囲気をつくっていくんだ~という醍醐味があります。
←このコンロもかわいい!丸いので囲むのにぴったりです。
ところで、プラッツの居場所BBQでは、毎年テーマ料理を一品作ります。
例えば「アクアパッツァ」、「炭火で焼くバームクーヘン」、某メンバーが絶対に作りたいと言った「芋煮」(BBQっぽくなくて意外性を楽しめた)。
今年は!
「手作り炭火焼きハンバーグで、ハンバーガーを作る」でした。
想像しただけで、垂涎です。
当初、BBQ参加に消極的だったメンバーも、このメニューにノックアウトされ参加を決意しました。
若者は「手作りハンバーグ」と「ハンバーガー」というものに弱いですね~(笑)。
←ふっくらハンバーグが焼けていく様子、香りで元気でますよね。
横では「メガマシュマロ」焼き。これはもう、「祭り」です!
そして仕組まれたごとく、当日のスタッフに「ハンバーグ奉行」がいました!
「ひき肉とパン粉と牛乳の、黄金比があるんです♡♪」by新人スタッフM
ボールを忘れて来て、「何に入れてこねるんじゃぁああああ」とテンパっておりましたら、A君がスタッフよっぴーがジップロックでこねれるヨ、と言ってたとのこと。
よっぴーの予言。。。(よっぴーについてはこちら)
←初志貫徹、ハンバーガーできました~!!!しかし、この大きさ。どうやってほおばるんじゃぁぁあああああ~。
肉➡手作りハンバーガー、とここまで来ました。
そして、最後は締めの➡「肉」!
肉➡ハンバーガー➡肉。今回のメニューは肉にはさまれたまさにハンバーガー構成です。
←締めの、枕くらいある肉。
というわけで、今年も無事にBBQが終わりました。
一緒に作り、一緒に食べ、一緒に飲み、一緒に片付ける。
一緒に過ごした平和な思い出って、生きるパワーになるとおもいませんか?
今回参加したプラッツメンバーはそれぞれに今、アルバイトに挑戦しています。
今日の思い出が、これからを乗り切るエネルギーになりますように゚*.。.*゚*.。.*
2021年11月6日
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お料理もオンラインで楽しむ居場所
こんにちは!居場所に入って22年、スタッフの宮武です。
淡路プラッツの居場所活動で横綱クラスイベントは「料理」でした。
コロナ前までは。。。
←「よっぴー料理」いただきます!
この世には、料理を苦もなく、楽しく簡単に短時間で気合をいれなくても作れる人たちがいる。。。
個人的な話ですが、私は二十歳までほぼ包丁を持ったことがなかったのです(理由は、変人の父のせいですが)。
ですので、今でも「かなり気合をいれる」または「音楽をかけるなどして気分を盛り上げる」のどちらかをしないと、料理できないんです。とほほ。
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さて、よっぴーというスタッフがおりまして、プラッツ歴は私とほぼ変わらずなんですが人生は10倍近く生きているのではというくらい物知りな女性がいます。
その彼女が「簡単に、あるもので料理できる魔法」が使えるのです。
聞けば小学生からお料理してたとのこと、年季が違います。
そのよっぴーと、オンラインで料理しよう!
というのが今回の居場所イベント、「よっぴー料理」です。
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ディスコード(オンラインでつながるアプリ)でつなぎながら、各自宅でお料理するところを配信します。
何を作るかは完成するまで秘密です。「秘密」って、あるだけで盛り上がりませんか?
←よっぴー。こんな少ない材料でどうなるのだろうか?
A君はすでに下準備済みで、フライパンに野菜を投入。
その後、麺が出てきました。やきそばかな。
よっぴーが「麺はレンチンしてから入れると、ほぐれやすいよ~♪」とアドバイスも、音声を入れてなかったA君に声は届かず……。
フライパンに横たわる四角い麺を、菜箸でひたすらつつき続けるA君の様子が非常にほほえましかったのでした。
K君は画像なしで参戦。
家にあるものを適当に炒めたそうで、彼もまた「ありもんでちゃちゃっと料理する男」だったのでした。
よっぴー師匠は、ものすごい少ない材料に見えたのですが、なんとこのセットが4人分できました。
魔法です!
A君もK君も、自作料理はおいしかったそうです。
お料理する時間を、わざわざ共有するって想像以上に楽しいです!
また、やりたいね、と次回メニューに思いをはせつつ、こちそうさまをしたのでした。
2021年11月5日
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ぷらキャン。居場所もキャンプ文化到来です。
すっかり報告するタイミングを失ってしまい、もう10月になってしまいました、ぷらキャン。
実は7月に居場所メンバーとキャンプに行ってきましたっ!
こんにちは。急にキャンプ好きになったスタッフの宮武です。
下には土か芝生、上には空。目の前に湖なんかがあっても最高です。
そこで火を焚いて、肉を焼いて、ビール飲んで、語り、語らなくてもよい。
ヒュッゲですっ!!!!!
※ヒュッゲ;ヒュッゲ とは、ウエルネスかつ満足な感情がもたらされ、居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現するデンマーク語およびノルウェー語である。(ウィキペディア)
スタッフF自慢の焚火台。
まったり居場所文化を追求するプラッツとしては、キャンプは抑えておく必要がありますよね。
参加したメンバーも、キャンプでどう過ごしたいか、など自分のテーマがあったようです。
そういう気持ちで、なにかと味わって過ごすことができる青年たちの感性が、素晴らしいといつも感じます。
当日予想されていた雨が、晴れのち曇りに変化!ラッキーです。
深夜からザーザー降りでしたが……。
次回、冬キャンプに挑戦するかも。。。
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プラッツの居場所活動では、「旅行」は定期的に行くことにしています。
不思議ですが、寝食を共にすると青年たちの活き活きした部分がより、見えてきます。
その後の居場所活動での日常も、なんだか大きな家族みたいで、心地よく馴染むように感じています。
「夜」を安心して過ごすって、人にとって言い知れぬ効果があるのでは。。。!!!
昔、スキー旅行に行った時に、いつも行く宿の主人に「寝たら上手くなる」と聞いたことがあります。
そういえば、古墳が作られるとき(えらい昔の話ですが)、「昼は人が作り、夜は神が作る」といいますよね。
プラッツの居場所活動も、多いに「夜」の恩恵を受けております。
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緊急事態宣言も解除されて、居場所活動の「日常の夜」であるナイトプラッツが復活しています。
やっぱり、同じ空間で飲み、食べれるってほんわか楽しいですよね!
人と人とが集まって、まったり過ごすだけで元気が出る。
人ってシンプルです!
30年続けてきたプラッツの居場所は、酒蔵のように醸されてきた空気感が不動のものになっています。
(そのうち20年を過ごしている年齢不詳の私……)
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今、プラッツで極秘裏に、あるプロジェクトが進行しています☆
称して「ぷらちゃんプロジェクト」。
居場所のまったりほんわかゆっくりじんわり文化を、4コマ漫画で世に広めていこうというものです。
11月11日(プラッツ創立記念日)にTwitterアカウント公開、11月12日から配信予定です!
お楽しみに~~~~~!!!!!
2021年10月22日
カテゴリー: ひきこもっている方へ 未分類 活動ブログ 淡路プラッツ 親ごさんへ
働くための、大事なステップ。
こんにちは。再活動が嬉しいTMネットワーク、「Get Wild」で元気が出る、宮武です。
淡路プラッツでは、引きこもっていた若者が居場所活動で社会に出ていくエネルギーが貯まっていき、最終的には就労していきます。
その途上段階で、トライアルジョブ(←過去記事をご覧ください)を終えた若者が就労に取り組みはじめます。
ですが、なかなか行く先を探せない若者もいます。
「どんな職種にしたらいいのかわからない」
「どんな仕事が自分に向いているのかわからない」
ジョブサイトの膨大な量から、何かの仕事を選ぶ理由が見つけられないのです。
彼らの気持ちもよくわかります、情報量が多すぎると、想像力もストップしてしまいますよね。
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そういう時、
「知り合いの仕事場で、求人があるからやってみぃへん?」
このつながりがとっても活きてきます。
何がしたいのかわからない、じゃあ、どんな仕事場かはわからないけれど、〇〇さんの知っているところなら行ってみようかな、と気持ちが動きます。
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ある若者が、西淀川区のスーパーマーケットで働きはじめています。
ここは、某スタッフ(私)が早朝アルバイトをしているところです。
たまたま午後数時間の求人があり、淡路プラッツの活動のことも常々聞いてくださっていた担当者の方に、ある青年のことを頼んでみたのです。
そのスーパーは珍しい商品もいろいろ扱っているので私も大のお気に入りなのですが、社長はじめ働いているスタッフさんたちも、穏やかで良い方ばかりなのです(ここが大切)。
若者にとって、働く環境は得に大切です(誰でもそうですが…)。
その点、知り合いのお墨付きでかつ本人の状況を理解してくれる人がいると、就労へのハードルはぐっと下がります。
実際、彼はそのスーパーでアルバイトをしはじめて、約1年続けることができています。
就業時間も徐々に増え、時々私も様子を見に行きますが、なかなかの働きぶりです。
顔つきや態度も凛々しく変化し、体つきも引き締まってきました。
部署のご担当者にお話しをお聞きすると、とてもよく働いてくれているとのこと。
彼自身も、イキイキと生活できているようです。
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ひきこもっていた若者がいきなりアルバイトをはじめる時に躊躇する理由は、まだあります。
「賃金に見合った働きが自分にできるのかわからない」というものです。
そこで賃金は発生するが、有償ボランティアくらいの感じでお試し就労ができる機会があると、さらに労働へのハードルが下がります。
これをプラッツでは「有償トライアルジョブ(中間就労)」と呼んでいます。
2020年4月から2021年3月に三井住友銀行のボランティア基金をフィランソロピーバンクを通して支援していただき、淡路プラッツはこの「中間就労」の事業を期間限定で取り組みました。
ひきこもりの若者が、無償から有償ボランティアさらにアルバイトへと段階的にステップアップすることで、経験と自信を獲得し社会参加・就労することをめざすものです。
この事業は10人のひきこもりの若者が利用し、9カ所の事業所様にご協力いただきました。
ひきこもっていた若者の社会参加に必要なものは、本人の努力や挑戦の他、必要なものがあります。
仕事場となる事業所の方々、本人と職場をつなぐ支援者、また事業を資金面から応援してくれる企業の方々など、様々な環境の、多くの人々の理解が若者の未来に必要なのです。
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先に挙げたスーパーのご担当者さんも、最初はひきこもっていた若者がどのくらい働けるのかご不安がありました。
ですのでこの「中間就労事業」は、スーパーさん側も若者本人も双方が「お試し」できる非常に意義深いシステムでした。
結局、青年は2か月間この中間就労を利用し、その後無事にアルバイトとして本採用され、現在に至ります。
このように、ひきこもりの若者を理解して雇用してくださる事業所さんを、もっともっと増やしていかなければ!
私たちスタッフも、もっともっと社会に働きかけていかなければと思っています。
2021年10月10日
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定例OBOG会~プラッツ居場所を卒業したら。。。
こんにちは!淡路プラッツの座敷童と呼ばれている気がする宮武です。
先週、プラッツを卒業したメンバーとオンラインOBOG飲み会をしました。
今回の成果はこちら(笑)解説は後ほど…↓↓↓
隔月開催ですので2か月ぶり。この間の自分の近況とか、よもやまをまったり語り合います。
オンラインだけどヒュッゲな感じ。「ヒュッゲ」とは、デンマーク語で「居心地のいい空間」などを表します。
私はこの「ヒュッゲ」という言葉が大好きですが、プラッツの活動はまさにこの感覚を大切にしたいですね~。
さて、今回のOBOG会の参加者は3名でした。
参加者みんなと私は何年、プラッツで一緒に過ごしたのかな。5年~長いメンバーで10年が最長でしょうか。
読者みなさまはこの期間を「長いなあ」と感じられるかもしれませんが、ひきこもっていた彼らがレジリエンスを手に入れる期間としては一人ひとりにとってちょうど良い長さです。
OBOGも私も、画面ごしでも全く変な気遣いなく非常にリラックスして過ごせるのは、一緒に過ごした馴染みの蓄積があるからでしょうか。
それから「また会えて(オンラインでも)喋れて、嬉しい」というシンプルな気持ちも……。
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さて、プラッツの「卒業」の定義は《ある程度安定して働けるようになること》です。
ご家族もご本人もスタッフもそのゴールに納得して退所された方々、といえます。
中にはプラッツに合わなかった方もおられますし、課題の解決がないまま離れていく方々もおられます。
離れていかれる時は、一緒に居場所を過ごした者としては寂しいです。
しかし、プラッツでなくても彼らが自分にとって安心できるヒュッゲな環境に出会えたらいいですよね!
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冒頭の写真、今回のOBOG会で気づいたこと。
OBOGもスタッフも参加者100%、眼鏡でした(笑)
そこで今日のOBOG会を図で表すとこうなりました。
最初、Bの眼鏡からはじまって、いい気分の人たちでどんどん付け足され爆笑で終わる……。
次回は、眼鏡さんも裸眼さんも大集合~~(笑)!!!!!
2021年9月24日
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働く前に「ハタラク座談会」に出よう。
こんにちは、0歳から銭湯生活を推進している昭和スタッフ、宮武です。
さてプラッツでは「ハタラク座談会」なるものを年間5、6回開催しています。
2021年は5月からはじまりました。
これは、トライアルジョブを体験した若者を対象に、社会に出る準備をさらにちょっと進めようというものです。
居場所に来はじめたばかりの若者の中には、「仕事」にまつわる話がタブーの場合があります。
「働くこと」。気にはなっているけれど、向き合いたくない!という感じでしょうか。
ですので、少し社会に出る心の芽が出てきた若者に「ハタラク座談会」を紹介します(もちろん希望性)。
タイトルにもズバリ「働く」という言葉が入っています。
ハタラクといっても、いろいろ気になりますよね。
●体力的に続かなかったらどうしょう。
●しんどくなったらどうしたらええん?
●コワい人、いたらどうしよう?
●挨拶ってどのタイミングでするん?
などなど、心のアンテナがたくさん立っている若者たちには、心配事もたくさんあります。
●そもそも、自分にあった仕事ってあるん?
●貯金ってどうやってするん?
●履歴書ってどうやって書くん?
●保険・年金・税金ってわからん。
など、具体的なことも知りたい(知りたくない気持ちもあったりする)……。
座談会には同じような気持ちの仲間が参加しているので、そんなモヤモヤを共有しながら進めます。
この「なんとなく共有しながら」というのが「ミソ」(これも昭和の言い回しか)。
この座談会に出たから、社会に出るのはバッチリ!になるというビッグステップになるわけではありませんが、現状から一歩、進むことができるのです。
ほのぼの、ほんわかと進めていきましょう!
2021年7月10日
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ひきこもりの若者が、居場所活動を経て「仕事」をしはじめる。
こんにちは、20年前から淡路プラッツ居場所で生息している宮武です。
淡路プラッツで居場所活動を体験したひきこもりの若者たちは、いつか出ていきます。
アルバイトをはじめたり、会社員になったり、その後は様々です。
またメンタル的にも私たちののサポートが必要でなくなっていきます。
居場所活動はさながら、社会に出ていくための充電期間のイメージですね。
本当に不思議なことですが、居場所で一定の期間を過ごすと次に進めるエネルギーが貯まり、「働いてもいいかな」という気になっていく若者が多いのです。
社会に出ることが恐怖以外の何物でもなかった若者たちが……。
その時に、プラッツでは大きく2種類の体験をしてもらいます。
ひとつめが「トライアルジョブ」といいます。
このアクションの目的は「働いている人の近くで過ごすこと、ちょっとお手伝いしながら」です。
プラッツは「歩みは小さいところから」がモットーなのです!
急な段差はみんな登りにくいですから。。。
塾のお掃除や八百屋さんのお手伝い、デイサービスのお手伝いなど、希望する若者とのマッチングを大切にしています。
ふたつめは「関係者からオファーされたバイト」です。
ご近所銭湯の深夜清掃、便利屋さん、子ども会館の事務作業、スーパーマーケット、淡路島のわかめ漁など、さまざまな事業所の方が、若者の一歩に協力してくださっています。
プラッツの活動をご理解くださっている方々からいただくお仕事は、スタッフも十分に関わることができるため若者も安心して一歩踏み出すことができます。
このようなステップを経て、自分で職探しができるようになり、仕事を継続していけるようになるまでスタッフは伴走します。
2021年7月1日
カテゴリー: 未分類
ゲーム好き「モンハン」で交流。
こんにちは。居場所で座敷童といわれているスタッフの宮武です。
プラッツに通う若者たちは、過去にひきこもっていたり、今もコミュニケーションが苦手だったり、これから社会に出ていこうという青年たちです。
彼らが居場所で過ごす意味は、とにかく「コミュニケーションをすること」が大切なテーマになります。
人の話を聴けるか、自分も話せるか、話の内容や情報を自分も受け入れて、自分も人に受け入れられるか。
それには場数をこなしていくしかなく、プラッツの居場所はそういった訓練の場でもあります。
…ということで、まずは共通の話題や趣味から、一緒に過ごす時間を増やしていくことが大切なのです。
そこで「ゲーム」はみんなが関わりやすい共通の世界であります。
まあ様々なゲームがありますが、現在プラッツの最大公約数となるものは「モンハン(モンスターハンター)」です。
FやIのように既にモンハン世界の住人で一緒にに闘えるスタッフもいれば、モンハンをしたことのないスタッフ(もちろん私も)にとっても、見ているだけで新しい世界を知ることができていろいろ味わえます。
「かっこいい動き」「ぐっとくる形」「感動する音楽」を共有しながら……。
実はコロナが流行るまで、プラッツの居場所は「オンラインゲーム禁止」だったのです!
それは、せっかくみんなで顔を合わせて過ごせる時間を、オンラインで過ごす時間で費やすのはもったいなかったからですが、オンライン礼賛の現在ではそんな枠組み自体が変わらざるを得ませんでした。
みなさん、モンハンはやりますか?
最新版は、舞台も和風で、主人公(自分)やお供の犬(っぽい生き物)や猫(?)の見た目をかなりカスタマイズできるので、みんながどんな自分(主人公)を作ったのかを鑑賞できます。(居場所ボランティアのKさんはこの作業に5時間かかったそうです。。。)
さて、ある居場所メンバーの若者が自分の世界に、私のカスタマイズした(いや、させてもらった)犬を雇用(戦士なので雇用になる)してくれ、育成までしてくれています。
それがこちらが「ぷっくん」。
中華風の衣装(鎧?)を着せてもらってます。
右側は雇用主(主人公)の女性で、衣装が見応えあります。
その上、強いんですよ。
他の犬は全部、名前もかっこよくてカタカナの星の名前なんですが、私が空気を読まずにつけた「ぷっくん」。。。
完全に彼の世界では浮いてますが(笑)、受け入れてくれている彼の優しさが嬉しいです。
というわけで、「自分がカスタマイズした世界を見せ合うことができる、モンハン」。
しばらくは、居場所で盛り上がるコミュニケーションツールとして君臨するかもしれません。
2021年5月14日
カテゴリー: ひきこもっている方へ 未分類 活動ブログ 淡路プラッツ 親ごさんへ
居場所活動、オンラインW回線モード突入!
こんにちは、居場所スタッフ宮武です。
淡路プラッツは大阪市にありますので、もちろん緊急事態宣言真っ只中での活動が始まっています。
ひきこもっていた若者が社会参加をめざす場所、それが淡路プラッツですので、来所する若者たちとの関わりを無くすわけにはいきません。
私は居場所活動は、顔を合わせてその場の空気感があってこそだと20年間来、信じてきました。
コロナ禍でやむえを得ず取り組みだしたオンライン居場所ですが、案外みんなと和やかに楽しく過ごすことができており、「オンライン居場所」も一定の地位を得たのでは(笑)と感じています。
何事も柔軟さが大切ですね。
ゲームから学べる「バランスの大切さ。。。笑」(右画像)
プラッツに通う若者たちとスタッフは、今までに過ごした年月で馴染みの蓄積がありますので、オンラインでの意外と充実した活動が可能なのかもしれませんね。
本日の活動の前半はお絵描き伝言ゲームで盛り上がり、後半はスチームというゲームサイトで遊ぶグループと、モンハン(モンスターハンター)で遊ぶグループに分かれました。
メインのWIFI以外でポケットWIFIを使っても、ラグが出るプラッツの回線事情。。。
「ラグを制する者が勝つ」
キャラが動かない少しの時間。その間のストーリーをイメージできる者が勝つ、という謎の名言が生まれました。
来週もほのぼのとオンライン活動です。
2021年5月7日
カテゴリー: スタッフエッセイ ひきこもっている方へ 未分類 活動ブログ 淡路プラッツ 親ごさんへ
オンライン居場所~おすすめ動画鑑賞会~
こんにちは、居場所スタッフの宮武です☆
コロナ波を乗り切りながら、オンライン居場所も定着してきました。
今日は何回目かの、参加者がおすすめする動画をみんなで観よう、という会です。
みんな、趣味はバラバラ、興味もばらばらなんだけど。
収監されている者が裏話をする、という設定のものや、指揮者がコメディアンのイギリスの動画、Vチューバー6人くらいでゲーム実況、MADムービーお気にいり、素潜り潜水の美動画などという散らばり具合。
だがしかし、
「こんなのすきなんか~☆意外」
「こんな世界あるんや~」
「おもろい~」
と、コミュニケーションのひとつになります。
ひたすら黙って動画を見て、あとでちょっぴり感想を言う。
居場所では、こんなソフトテイストな異文化交流が行われます。
誰かの興味にちょっと関心を持ってみると、
ちょっとずつ、世界が広がって豊かですね☆
2021年4月10日
カテゴリー: ひきこもっている方へ 未分類 活動ブログ 淡路プラッツ 親ごさんへ