AwajiPlatz 30Th

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未分類 | 淡路プラッツ - パート 5プラッツからのメッセージ

居場所活動『語り部で語りましょう』

 

こんにちは。淡路プラッツの居場所スタッフの宮武です。

 

今回は、居場所活動のひとつである「語り部」についてお話させていただきますね。

 

さて、〇〇部という活動がプラッツの居場所には多く存在しています。

もちろん参加は強制ではありません。

 

まず、「トークのテーマを出し合う」。

具体的には「おすすめの映画って何?」とか何でもよいですね。

ポイントは、他のメンバーに聞いてみたいことを考えるようにします。

 

普通の会話で話せばいいやん、と思われた方!

それではプラッツの活動の意味がありません(笑)。

 

どうしてわざわざ「語り部」をするかというと、メンバーの中には雑談が非常に苦手な方もいるのですね。

 

複数の人が集まった時に……。

何を話していいのかわからない。

どんなタイミングで話すのかわからない。

うまく答えられなかったらどうしよう。

盛り上がらなかったらどうしよう。

 

こんな不安に対するトレーニング(というほど重いものではないですが)が「語り部」なのです。

 

会話は、自分と相手が50/50で話すといわれています。

 

自分について語ること。

相手の話を聞くこと。

「語り部」は、そのトレーニングになるのですね。

 

 

 

 

 

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引っ越し、いたしました!

2019年の10月、プラッツはとうとう27年間お世話になった下新庄のお家から、引っ越しをしました。

 

 

こんにちは。2020年の5月で、プラッツに出会って20年になるスタッフの宮武小鈴です。

新しい住所は「下新庄」から「淡路」になり、ますます淡路プラッツの名前にふさわしい環境になりました。

 

看板も新調しました。

 

新居の最寄り駅は、今までと同じ大阪市東淀川区の淡路駅です。

ただ方向が、今までと90度違うだけです。

 

さて、引っ越しの物件選びでプラッツが一番大切にしたことは、若者たちが過ごす居場所の雰囲気です。

ゆっくり、まったり、ほんわかと過ごせる空間が必要なのです!

 

代々、酒蔵に棲み続ける酵母菌が日本酒の味を決めると聞いたことがありますが、プラッツにも代々引き継がれてきた雰囲気があります。

この雰囲気を持っている建物ってあるのだろうか。しかも限られた場所に……。

 

新居探しの担当者である代表スタッフの石田によりますと、隣の駅ではもうプラッツの雰囲気ではないらしいです(淡路プラッツの雰囲気……昭和なまったり感、でしょうか)。

更に、駅の反対側の出口方面でもイメージが違うと。

しかし、出会うものです。なんと2年程度で!(森ホームさんに感謝です!)

 

左側玄関に、OB作の木彫り看板は健在。

 

そして雰囲気はほとんど変わらず、若者たちが過ごす居場所は広くなり、玄関が2つある理想的なお家に、引っ越すことができました。

以前はここで着物の着付け教室をされていたそうです。

そのせいか畳の部屋もあり、落ち着いた雰囲気の内装です。

ここで、いままで支えてくださった方々や、これから出会う若者たちとそのご家族と作られていく新しい物語が、はじまっています。

 

 

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居場所活動『TARA COFFEE&HERB さんの畑に行きました』

 

こんにちは。昔はインドア派だったスタッフの宮武小鈴です。

 

尼崎市の立花駅に「TARA COFFEE&HERB」という、神社の横の民家の奥にある隠れ家すぎるとっても素敵なカフェがあります。

 

 

そこの店長はTARAさんという女性の方で、お店で使うハーブ等を自家製でつくっています。

 

おひとりで畑仕事をされているので夏は特に草むしりが大変とのこと、淡路プラッツに通う若者たちがお手伝いしに行きました。

 

そこは、空が広くて畑や田んぼが緑に広がる気持ちのよい所でした。

 

お天気は曇り空、なんという畑日和でしょうか!

 

休憩にはTARAさんお手製の麦茶やハーブティをいただきました。

麦茶って、手作りするんや……。大阪市内人には驚きです。

 

こういうことの、ひとつひとつが暮らしの豊かさなんだなあと教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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居場所活動『季節感を大切に。流しそうめんをしました』

 

こんにちは。淡路プラッツの居場所スタッフ、宮武です。

 

淡路プラッツの居場所活動では、季節感を大切にしています。

夏は夏らしく!

 

 

……といいながら、「クーラーの効いた部屋」で「流しそうめん器」で流しそうめんをしました。

 

淡路プラッツは玄関が狭く、竹を組んで流す場所が近くにないのです。

 

流しそうめん器を居場所に出してきて、麺を湯がいて準備完了です。

 

プラスチックが竹っぽく加工されています。

 

昭和っぽい風情がありますね~。

 

ウィ~ン、というモーター音がなんとも言えません。

 

湯がいたそうめんや氷を入れすぎると、キャパオーバーで渋滞しています。

 

「流し」そうめん、というよりは「流れ」ている…回っているそうめんです。

 

これって季節感を感じているのかな……笑?

 

まあ、なんでも経験になりますね!

 

 

 

 

 

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居場所活動『カフェスタッフ体験しました』

 

こんにちは。スタッフの宮武小鈴です。

 

先日、めずらしい居場所イベントを開催したのでお伝えしますね。

 

JR立花駅(尼崎市)にTARA COFFEE&HERBという隠れ家カフェがあります。

 

店長TARAさんにご協力いただき、プラッツに通っている若者がカフェスタッフを体験しました。

 

 

TARA COFFEE&HERBさんのドリンクは、自家焙煎コーヒーや自然農の畑で作られたハーブティーなど、本当においしく癒されるメニューばかりです。

 

また、お店の雰囲気もとても静かで落ち着くので、プラッツに通う若者たちにはぴったりでした。

 

自家焙煎コーヒーを淹れているところ。若者たちが細い口のやかんを使うのは初めてです。

 

今回は初めての試みでしたので若者たちのハードルを下げるために、お店を貸し切りにしていただきました。

 

お客様は、プラッツにちょくちょく顔を出してくださる親ごさんや関係者の方々です。

 

少し見知ったお客様でしたら、緊張も少ないですね。

 

オーダーも緊張したようですが、エプロン姿は「いかにも喫茶店に居そうな店員」で馴染んでいました。

 

 

プラッツグッズも販売、アートプラッツの作品も展示しています。

こちらは7月いっぱいは置かせていただいているので、ぜひお茶しに行きがてら見てくださいね!

 

TARA COFFEE&HERBの場所はこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コスモスクエアで釣り

またまた、居場所のメンバーと釣りに行って来ました。

イベントとして定着してきた釣りイベントですが、今回はコスモスクエアに行って来ました。

天気も良く、そんなに暑くもなくいい気候に恵まれました。

隣で釣りをしていた方ににサビキ釣りの餌をわけてもらったり、正体不明の魚の名前を聞きにいったりとちょっとした交流もありました。

 

そして、釣果はというと!!

小サバが40~50匹ぐらい!

と、正体不明の魚1匹(リリースしましたが・・・)

めっちゃ釣れてみんな満足(笑)

 

そして、釣った小サバはみんなで料理。

小さいので手で頭を取って、食べられるように下準備。

DSCN2034

下味をつけて唐揚げにしました。

DSCN2038

自分達で釣った魚は特別美味しかったです。

いっぱい釣れて、いっぱい食べていいイベントになりました。

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講座「親から始まる一歩目セミナー」を開催します。

「親から始まる一歩目セミナー」は4回連続講座になります。日程の都合がつかない場合は、1回からでもご参加いただけます。チラシはこちらをクリックしてください。裏面はこちら

日時:2015年 10月17日(土)・10月24日(土)・10月31日(土)・11月7日(土) 各回とも13:00~15:00

場所:淡路プラッツ3階

講師:当法人スタッフ(臨床心理士・精神保健福祉士・キャリアカウンセラーなど)

料金:各回3,000円 ご夫婦で参加の場合は4,000円(※一括申し込み割引もあります。)

ご予約はお電話、メール、ファックスにて承っております。

当日ご参加もできます。

電話/ファックス)06-6324-7633

メール)※トップページのお問い合わせフォームからお申込みください。

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闇との闘い方…日常、だが非日常的。

宮武小鈴

【暗黒部隊の存在】
「私は日夜、暗黒部隊と戦っている」。
これだけ書くと、小鈴さんはやっぱりヤバイ人やなぁ……と思われる。
その暗黒部隊がどこに居てるのか、が問題だ。それはあっさりいうと、自分の中にある。自分の心の暗愚との闘いともいえる。そして日々、勝ったり負けたりしている。

さて、この〝闇との闘い〟は物語として暗喩されていることが多い。小説、ゲーム、漫画、映画、あらゆる物語の中に表現されていてご存知ファンが非常に多いことも、このような世界感に案外、感覚の根底で多くの人が共感できているからだとおもう。そしてこの“暗喩”は普段の生活の中にもあって、それに気づくと日常のあちこちに“闇との闘い”がベースとしてあることになり、一気に日常の非日常感が高まってファンキーだ。でも気をつけたいところは、それを簡単に「正義と悪」との闘いと言ってしまうと本当に面白くない。やはり「光と闇」という表現の方が深いものがあり、しっくりくる。善と悪が拮抗している世界というよりも、光輝くおとぎの世界が〝闇の世界〟と仲良くセットになっているのだ。
闇との闘いのバイブルといえば「ゲド戦記」。アニメ映画でもあったが、原作の方がやはり秀逸だ。舞台は架空の世界だが、〝己の闇〟がどこにあるのかが書いてある。たとえば、主人公が顔に負った傷の由来、「闇」が潜んで自分を待っている世界の境界、闇に親和する女性の話、などうすら怖いと感じる場面もある。それから、現実的にわかりやすく書いてあったのは『三国志』(吉川英治)だ。一言でいうと人が衰退していく様子がわかりやすく描かれている。特に死ぬ前の英雄には共通の〝兆候〟があり(諸葛孔明は違っていたが)、人のあり方として学ぶところは多い。
ところで、いつも一つ疑問がある。「闇の根源は何か」。
何万年前から、どの時代から、いったいどの人から、どの猿からはじまったんだろう?

【闘い方がある】
“闇との闘い”にはいくつか重要な要素がある。「モンスター的なものが出てくる」「仲間とトラブルを乗り越える」「でも案外たったひとりで立ち向かわないといけない場面がある」。これら全てが自分の中にある世界だと思うと、日常世界が一気に深度が増す。
ところで、“闇との闘い方”の方はどうだろう。剣でぶっ刺す、弓でぶち抜く、罠にかけて捕縛する……これくらいがイメージしやすいが、私のお勧めはこちら。ハリ―ポッターの中で、狼男のリーマス・ルーピン先生が〝闇の魔術に対する防衛術〟を教えるのだが、それは恐怖の対象を〝笑い〟に変えるというもので、吉本新喜劇で育った関西人には非常になじむかもしれない。これもあり。

この“闇との闘い方”を工夫するために日々の中に研究があり、本を読んだり、遊んでみたり、何かを作ってみたり、人と話してみたりする。
だが本当は、一番怖いことは、自分の暗黒部分が暗黒かどうかがわからなくなってしまう、ということだ。それを正義にしてみたり、善なるものと思ってしまった時に、誰かを巻き込んで深刻だったり時には悲惨だったりする状況が生み出されてしまう。
そのために、他人が居ると思っている。「それ、闇やん」「それは案外、闇ちゃうで」と暗に教えあえるような、時には声をかけあえるような関係の、友人知人家族が居て欲しい。それが仲間かもしれない。本の著者でもいい、過去の偉人でもいい、架空の人物でもいい、気付かせてくれれば。
とにかく個人の闇が、バランスを崩していろんな形で膨張していかないように……。

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